(1)原野山林につけ込む詐欺にご注意を!

2024年11月28日

 

 

山林に買い手がついたと喜ぶお客様

 

 

北陸地方に山林を所有しているオーナー様が、突然、知らない不動産業者から

「買い主がいる」との連絡を受けました。

 

この物件はオーナー様の父親から引き継いだもので、長年買い手が見つからず困っておられました。

そのため今回の話を「渡りに船」と大喜びされていました。

 

 

 

電話での話と違うじゃないか!

 

 

数日後、その業者がオーナー様を訪問してきました。

 

ここでの話が、電話で伝えられた「買い手がいる」という内容とは違い

「これから買い手を探す」と言い出したのです。

 

そして、現地での販売に必要な広告費や販売にかかる人件費として

50万円を負担してほしいと要求されたのです。

 

 

 

 

 

詐欺師

 

 

 

 

これに不審を抱いたオーナー様から弊社に「業者がいま家に来ているのですぐに来てほしい」

との急な依頼が入りました。

 

幸いにも、このオーナー様の会社までは弊社から自転車で3分の距離。

すぐに駆けつけ、業者の話を直接聞くことにしました。

 

 

 

 

詐欺業者の慌てふためいた反応

 

 

現場に到着すると、弊社が宅建業者であることを知ったその業者は、

いきなり私が現れたことで意表を突かれた様子で、慌てふためいていました。

 

 

我々が「電話での話と違うじゃないか!」とのやりとりの末、

その業者は罰が悪そうにその場を去って行ってしまいました。

 

 

これはおかしいと思ったオーナーさんは、この請求が不正で

振り込め詐欺に引っかかるところだったと気づかれたようでした。

 

 

 

 

 

 

(1)原野山林につけ込む詐欺にご注意を! … 続く